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内容説明
現行民法466条2項をめぐる解釈論・立法論を比較法的観点から考察・分析し今後のあるべき方向性を提言する。
目次
第1部 民法466条2項の趣旨と規範構造(「善意」の証明責任;判例法における無量過失の意義および判断構造;譲渡禁止特約に違反した債権譲渡の「無効」)
第2部 ドイツ法における債権譲渡禁止特約(BGBにおける債権譲渡法の体系と債権譲渡禁止特約;処分制限規定の沿革―§399Satz2と§137の成立史;譲渡禁止特約に反する譲渡の効力;特約の効力制限論;近事における議論の展開;考察)
第3部 譲渡禁止特約をめぐる諸問題の立法論的検討(債権譲渡法の立法課題―債権法改正検討委員会案の検討;債権譲渡禁止特約の将来像―債権者利益と担保法制の観点から;将来債権の包括的譲渡後に締結された譲渡禁止特約の効力)
著者等紹介
石田剛[イシダタケシ]
1967年京都府に生まれる。1990年京都大学法学部卒業。立教大学法学部教授、同志社大学大学院司法研究科教授を経て、2011年大阪大学大学院高等司法研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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