内容説明
“ストーリー”で理解する株主総会実務―営業マンとして活躍していた後藤。ある日突然、株主総会担当の辞令を受ける。後藤は当惑しつつも、クールビューティー杏子、イケメン藤井といった個性派総務部員と力を合わせて未知なる総会現場に切り込んでいく。人間ドラマに充実した解説を盛り込んだ、屈指の楽しさを誇る株主総会実務本。
目次
第1章 プロローグ
第2章 株主総会は日程が命!!
第3章 株主総会は書類が命!!
第4章 株主総会は得票が命!!
第5章 株主総会はリハーサルが命!!
第6章 株主総会は本番が命!!
第7章 株主総会は事後対応が命!!
第8章 近未来株主総会
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
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上場している架空の不動産管理会社を舞台に、トップ営業マンから転身した総務部次長の1年間を通じて、株主総会実務を解説する本。ストーリーはほんの付け足しといった感じで、会社法・金商法の解説に留まらず、上場会社規則などの諸規則、その実務上の取扱い、商事法務の統計調査結果など他社のトレンドも交えた解説部分が非常に充実しており、上場会社で総会実務に携わるのであれば、まずこの一冊を押さえておくべきという評判も頷ける。話は後に進むほど面白くなり、総会当日における質疑応答のスリリングなやり取りは、特にオススメ。2013/09/14
Makoto Mieda
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久保先生がおすすめしてた本で、ようやく読めました。 小説風になっていて、読みやすく会社法の復習にちょうどよかったです!2014/12/25
ソーシャ
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営業から株主総会担当に任命された社員を主人公とする物語を軸に株主総会実務を学ぼうという本。企業法務で有名な法律事務所の弁護士たちが執筆していて、実務で問題となる法的事項について詳しく解説されています。現在の株主総会実務に対する問題意識も感じられるあたり、いい本だと思います。2014/03/05