内容説明
金融商品取引法を、(1)キャピタル・マーケッツ関連、(2)金融規制法関連、(3)資産運用・流動化関連、および(4)M&A・コーポレート関連の四つの分野に分け、各分野に精通する法律実務家である執筆陣が、各分野において実務上、重要と思われる事項について、検討・分析を行った。
目次
第1章 キャピタル・マーケッツ関連(ライツ・オファリング;英文開示制度―制度の概要と今後の展望)
第2章 金融規制法関連(空売り規制に関連する実務上の諸課題について―公募増資に関連する空売り規制を中心に;証券会社等における情報共有規制)
第3章 資産運用・流動化関連(平成23年金商法改正による投資運用ビジネスに与える影響;平成23年資産流動化法改正と流動化実務への影響)
第4章 M&A・コーポレート関連(公開買付代理人の法務;村上ファンド事件・最高裁決定および下級審判決に関する分析)
著者等紹介
十市崇[トイチタカシ]
1998年慶応義塾大学法学部卒業、2000年4月弁護士登録、2005年米国Columbia University School of Law(LL.M.)卒業、2006年ニューヨーク州弁護士登録、2006年英国London Business School(MSc in Finance(Masters in Finance))卒業
黒田康之[クロダヤスユキ]
1999年東京大学法学部卒業、2000年10月弁護士登録、2007年米国Northwestern University School of Law(LL.M.)卒業、2008年ニューヨーク州弁護士登録
戸塚貴晴[トツカタカハル]
1995年東京大学法学部卒業、1995年~2002年日本銀行勤務、2000年米国Harvard Law School(LL.M.)卒業、2002年ニューヨーク州弁護士登録、2003年弁護士登録、2006年4月~2010年3月京都大学大学院法学研究科非常勤講師、2010年4月~東京大学法科大学院客員准教授
額田雄一郎[ヌカダユウイチロウ]
1999年東京大学法学部卒業、大手都市銀行勤務、2001年弁護士登録、2004年6月~2005年6月金融庁総務企画局企画課法務室勤務、2006年米国Columbia University School of Law(LL.M)卒業、2006年9月~2007年3月英国Slaughter and May法律事務所勤務
青柳良則[アオヤギヨシノリ]
1998年東京大学法学部卒業、2000年東京大学大学院法学政治学研究科修士課程修了、2001年弁護士登録、2011年米国New York University School of Law(LL.M.)卒業、2008年11月~2009年5月英国Berwin Leighton Paisner法律事務所勤務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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