内容説明
臨床研究・治験における患者・被験者保護、研究目的で血液・組織等を収集する際の同意文書、医師法21条のあり方等、医療と法律が複雑に交わる問題について詳説。
目次
第1部 医療倫理(座談会 医療倫理に関する論説の現代的意義―医療倫理と法的責任との関係を見据えながら;2008年ソウル改訂の「ヘルシンキ宣言」について―改訂の背景・経緯と逐条解説;新薬とGCP;医薬品治験契約における損失補償条項―33事例の具体的検討;臨床研究/試験における被験者への補償と賠償 ほか)
第2部 医療紛争の解決(座談会 医療紛争に関する論説の現代的意義;医療事故と紛争・裁判;「医療事故」―三つの法律問題;刑事処分と行政処分 ほか)