内容説明
徹底してユーザの視点に立った「モデル契約」を提示し、ベンダと交渉すべきポイントや交渉の方法論を分かりやすく記載するとともに、クラウドを利用する際の注意点や実際に紛争になった場合の対応もカバー。ユーザを成功に導くための一冊。
目次
第１章 システム開発とこれをめぐる紛争
第２章 クラウドの導入の際の留意点
第３章 契約交渉における留意点
第４章 ユーザ側モデル契約の全体像―二段階契約
第５章 ユーザ側モデル契約の逐条解説
第６章 紛争になった場合の対応
著者等紹介
西本強［ニシモトツヨシ］
１９７３年富山県生まれ。１９９８年司法試験合格。１９９９年東京大学卒業、司法修習生。２０００年西村総合法律事務所。２００２年日比谷パーク法律事務所。２００６年米国コロンビア大学ロースクール修士課程ＬＬ．Ｍ．修了、ヒューズ・ハバード・アンド・リード法律事務所勤務。２００７年ニューヨーク州弁護士登録、日比谷パーク法律事務所復帰。２０１０年パートナー就任。主な専門分野はコーポレート（会社法）、株主総会、Ｍ＆Ａ、訴訟・争訟、国際取引（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モルデハイ・ヴァヌヌ
0
参考になった。システム開発のフェーズと契約の考え方は人によりまちまちとの印象。請負契約準委任は我が国では常識だが海外ではどうだろうか。2015/08/05
tessai
0
ベンダーサイドではなく、徹底的にユーザ側に立ったシステム開発契約の本。見積もりと契約の分割方法とかは、かなり実践的で役立つ内容。発注元企業の担当者にオススメです。2011/06/19
