内容説明
著作権実務や製作実務をベースにして利用者、権利者双方の立場から“今”の著作権を考える。
目次
第1章 著作権基本の基(「著作権」は全能のキーワードではない;紫式部と著作権―媒体の発展に伴う著作権制度の展開 ほか)
第2章 著作権基本の歩(著作権は無体財産権;高性能で困る?望遠レンズ ほか)
第3章 著作権基本の歩―展開編(私的録音録画補償金制度を考える;機械が便利になって、個人的なコピーができなくなる!? ほか)
第4章 デジタル時代・基本からの著作権(LANに雑誌や新聞の記事を載せたら違反!;JASRACと公正取引 ほか)
著者等紹介
上原伸一[ウエハラシンイチ]
1951年生まれ。東京大学文学部社会学科卒業。元朝日放送株式会社著作権部長。1997年からWIPO(世界知的所有権機関)での放送条約策定論議に参加。1999年から文化審議会著作権分科会専門委員。2006年より国士舘大学大学院総合知的財産法学研究科客員教授。また、パラオ共和国の社会・政治研究家、パラオ映像個人プロデューサーでもある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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