内容説明
親会社の取締役は、親会社に対する関係において、子会社に介入する義務を負うか、負うとした場合その内容はいかなるものか。実務経験を有する気鋭の研究者が、親会社株主保護の視点でグループ経営の法理論的基礎を分析。
目次
序章
第1章 前提の議論
第2章 業務執行者の下位会社経営管理義務
第3章 取締役・執行役の下位会社監視・監督義務
第4章 決定監査機関の下位会社に係る監査義務
第5章 上位会社株主保護のための方策
結章
著者等紹介
舩津浩司[フナツコウジ]
1975年京都府に生まれる。1998年東京大学法学部卒業。1998‐2004年松下電器産業株式会社(現・パナソニック株式会社)勤務。2003年神戸大学大学院法学研究科博士前期課程修了。2007年東京大学大学院法学政治学研究科博士課程修了。現在、同志社大学法学部准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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