内容説明
民法学の意義・存在理由を考える。
目次
第1章 マルセル・プラニオルの横顔
第2章 裁判官の法的思考
第3章 法的カテゴリの機能
第4章 近代法における名誉
第5章 時際法・入門
第6章 裁判官の良心
著者等紹介
小粥太郎[コガユタロウ]
1988年早稲田大学法学部卒業。現在、東北大学大学院法学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ぴろし
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読み終わったので奥さんの友人に送付。2015/01/11
毛竹齋染垂
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フランスの法律論文の「お作法」たる<二部構成>を用いて書かれた一連の「民法学の『お作法』」についての論考は、その本文を優に上回る厖大な註と共に、読者を圧倒する。また、採り上げる素材もフランスの100年前の民法学の権威から裁判官と良心を巡る論攷までと非常に多岐にわたる。 ▼民事法と民法学との間に横たわる懸隔の広さに圧倒される。法律や判例集を当たり前のように事案に擬律が行えるようになるにはこれだけの事を通ってこなくてはならないのだ、と。法律学の基礎を与えるという意味では木庭教授の仕事との共通もうかがえよう。2013/06/07
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