内容説明
準拠法決定に関するルールを定めた法例の約100年振りの全面改正。国際取引が日常化するなか、契約、不法行為、債権譲渡の準拠法等に関し、国際的な法制の調和をめざし、消費者等の弱者保護や、取引実務のニーズにも配慮した抜本的な見直しが実現。法改正の全貌を立案担当官が一問一答形式で詳細かつ平易に解説する。
目次
第1部 総論(「法の適用に関する通則法案」の国会提出に至るまでの経緯は、どのようなものでしたか。;「法の適用に関する通則法案」の国会における審議の状況は、どのようなものでしたか。;参議院法務委員会における附帯決議の内容は、どのようなものでしたか。;衆議院法務委員会における附帯決議の内容は、どのようなものでしたか。;法例の全部を改正するという法形式を採用した理由は何ですか。 ほか)
第2部 各論(総則;法律に関する通則;準拠法に関する通則;その他関係;附則)
著者等紹介
小出邦夫[コイデクニオ]
法務省民事局参事官(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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