内容説明
本書は、アメリカの法や制度の詳しい検討を行いつつも、常に日本の制度を念頭において、その現状を分析し、将来のあり方に論及している。説得力のある論旨が展開されて先見性に富む提言も多く、日本の将来の司法制度、法制度を考えるうえでの重要な指針が与えられる。20数余年の諸論稿を集大成した啓蒙書。
目次
第1章 旅立ち―裁判官から弁護士の途へ
第2章 弁護士報酬の社会的機能
第3章 ロー・ファームの経営とビジネス・ローヤー
第4章 アメリカ弁護士活動のダイナミズム
第5章 技術革新、司法、警察
第6章 法学教育の改革
第7章 外国人弁護士の活動とその規制