出版社内容情報
「ペッパーランチ」から様々な危機を乗り越え、前代未聞の新業態立ち食いステーキチェーン「いきなり!ステーキ」を誕生させた。一瀬邦夫氏のコック人生の集大成。
内容説明
おいしいステーキを気軽に食べていただく「いきなり!ステーキ」はさまざまな危機を乗り越えて誕生した前代未聞の新業態です。ブレークスルー!突き抜ける!まったく誰もやったことのない未知の世界に行こう!
目次
第1章 いきなり!ステーキ誕生
第2章 飲食業経営者・一瀬邦夫の誕生
第3章 「ペッパーランチ」誕生
第4章 フードコート、海外進出
第5章 危機の到来、危機からの脱出
第6章 正しく笑える会社
著者等紹介
一瀬邦夫[イチノセクニオ]
株式会社ペッパーフードサービス代表取締役社長CEO。1942年静岡市生まれ。幼少期から東京の下町(墨田区)に住み、高校卒業と同時にコックの修業に入る。山王ホテルの調理場勤務を経て、1970年「キッチンくに」を開業する。1985年「有限会社くに」を設立し、代表取締役に就任する。直営店4店舗を展開するとともに、1994年には低価格ステーキ店「ペッパーランチ」のフランチャイズ展開を開始。1995年、社名を現在のペッパーフードサービスとし、株式会社に組織変更をする(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろ☆
16
ペッパーランチ、いきなりステーキの社長。最初は下町のレストランからスタートし、ペッパーランチのフランチャイズ化。肉の憧れとアイデア。2016/06/25
ぱんぷきん
1
一瀬社長の自伝であるため、ペッパーランチ全盛期に書かれた前著「正笑」と内容の重複が多い。そのため「正笑」の増補版ぐらいに捉えたほうが良い。一冊丸々いきなりステーキのことを取り上げてくれるのだと思っただけに正直がっかりした。内容についてもペッパーランチが流行った際の焼き直しの面が否めない。むしろ2020年現在の凋落っぷりを見ていると社長自身が本書を読んで何がダメなのか反省して欲しいくらい。インタビューなどの態度から本文はほとんどあてにできないが、創業初期の1,000円ステーキ路線は正しい方向性だったと思う。2020/08/27
kobaton
1
原理原則!「いきなり!ステーキ」って小手先っぽかったんだよね。二番煎じ感が否めなかったが、イメージがちょっと変わった。この社長はシステムとかビジネスモデルが何のために存在しているかを明確に理解している、と言うかきちんと利用している。そこが「ステーキけん」との違いだ。そもそも、ステーキという商材にこだわる理由、思い入れが違う...外食の業態って、どうしてもカルチャー的な要素を含んでいて流行り廃りを回避できない部分がある。そういう意味で勢いは衰えるだろうが、この社長の目の黒いうちは思ったより長寿になりそうだ。2018/02/20
shu_reading
0
近くにお店があるので読んでみた。何がお客様に喜ばれるか、周りにやってないからこそ、受け入れられた時に参入障壁が高く強みになる。危機がきてもトップとして粘り強く、そうする事で周りが助けてくれる時もある。拡大する時はやはり、人物金が大切。今度食べに行ってみよう。2016/05/22
オカピー
0
一瀬社長の年齢を考えると、なんとパワフルな方だと感心してしまう。創業者のエネルギーのなんとすさまじいものか!私は、62歳で飲食店の店長をさせていただいていますが、勇気をもらいました。まだまだ若造です。2019/09/17