目次
人の心の美しさを満たそうよ
本ものの生き方―商売に生きる1
踏み固められた道―商売に生きる2
実印を捺す―商売に生きる3
店の表戸を開けよう―商売に生きる4
商売はみ仏の道
人生は愉しい
私には出来る
お念仏の行
生涯の願い〔ほか〕
著者等紹介
岡田徹[オカダアキラ]
明治37(1904)年東京生まれ。戦前から戦後にかけて活躍した商業指導家、経営思想家。雑誌『商店界』編集長(昭和13年)、『商店経営』主幹(同25年)などを経て、昭和28年商業界ゼミナールの講師として初登場。商人の哀歓と、経営近代化に踏みだす情熱や決意を生々しくとらえて、圧倒的な支持を得る。商業界ゼミナールでは「怒りの新保、泣きの岡田」と並び称された。商業界社友。もう一つの核心は科学的な経営技術の積極的導入を提唱したことである。アメリカの先進事例を引いて、スーパーマーケット、チェーンストアなどをいち早く紹介したほか、協力者としての社員(「店は社員とともに栄える」)という経営のあり方も説いた。昭和32年3月29日、五十三歳で他界
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感想・レビュー
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hirotaku
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一般的な企業の目標は数値管理であり売上や利益ばかり気にしている。自分の勤務先は人手不足により一人当たりの業務量が増えているので、お客のためにという気持ちは年々薄まっている。企業は数値をこなした者を評価し、こなせない者は評価されないのが一般的だ。顧客の満足度調査はやるけど表面的なものにしか思えない。自分はサービス業の営業マンで値引きもするのだが、誠実な対応が伝わって契約が取れたときの方が嬉しい。営業マンが数値ばかり気をとられると碌な仕事はできないと思っているので企業の目標は気にしないようにしている。2019/10/12