内容説明
星雲賞を受賞しながら、私家製のためになかば伝説となっていた『光世紀の世界』の書籍化第2弾。太陽を中心にした直径100光年の球状宇宙「光世紀世界」を視覚的かつ多角的にとらえた「光世紀星図」を多数収録。ハードSFファン、天文ファン必携の書。
目次
第1章 「光世紀星図」への旅立ち―星の世界の立体視(16の宙域と60の星域;「光世紀星図」の見方と楽しみ方 ほか)
第2章 遠い未来、遠い過去―「光世紀世界」の興亡(「光世紀世界」の時間旅行;星団と星雲の物語 ほか)
第3章 愛すべき無名の星々―星の命名法の話(恒星の命名法;ニックネームの付いた最輝星 ほか)
第4章 「光世紀世界」の観光案内―15光年以内の星々(至近距離の星々;“第1星域”の旅―もっとも身近な恒星 ほか)
著者等紹介
石原藤夫[イシハラフジオ]
1933年東京都原宿に生まれる。早稲田大学第一理工学部卒業。1957年日本電信電話公社(現NTT)入社、導波管研究室長、電波研究室長などを歴任。1980年玉川大学工学部教授。NTT研究所において光通信、衛星通信、ミリ波マイクロ波通信などの研究開発に従事する傍ら、SF小説や科学解説の執筆を続ける。玉川大学教授を経て、現在は著述とSF書誌活動に専念。論文特許多数のほか著書百冊以上。日本文芸家協会、日本SF作家クラブなど会員。日本SF大賞特別賞受賞。工学博士
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。