内容説明
本書は、インターネットを高品質で高付加価値を生み出す通信サービスのインフラとして機能させるミドルウェアの中でも、今後最も重要な位置を占める技術である、ストリームメディア配信を主な対象としたＱｏＳ（Ｑｕａｌｉｔｙ ｏｆ Ｓｅｒｖｉｃｅ）制御、マルチキャスト通信、およびＷＷＷ上で様々な情報を通信するための表現方法について、最新の標準化動向も含め、できるだけ分かりやすく解説したものである。
目次
第１章 インターネットの構造（インターネットの発展経緯；インターネットのプロトコル構造）
第２章 インターネットにおける標準化（標準化の動向；ＩＥＴＦ ほか）
３章 マルチメディア通信とＱｏＳ（ＱｏＳ制御；マルチメディア通信プロトコル ほか）
第４章 マルチキャスト通信（ＩＰマルチキャストの基本原理；ＩＰマルチキャスト・ルーティングプロトコル ほか）
第５章 マルチメディア情報表現（Ｗ３Ｃにおける標準化動向；Ｗｅｂ用プロトコル ほか）
著者等紹介
阪田史郎［サカタシロウ］
１９７４年早稲田大学理工学部電子・情報通信学科修士課程修了。同年日本電気（株）入社、以来、同社中央研究所においてインターネット、コンピュータネットワーク、マルチメディア通信システム、グループウェア、モバイルコンピューティングなどの研究開発に従事。現在、日本電気（株）インターネットシステム研究所所長、工学博士
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