新・生命科学シリーズ<br> エピジェネティクス

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新・生命科学シリーズ
エピジェネティクス

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  • サイズ A5判/ページ数 248p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784785358655
  • NDC分類 467.2
  • Cコード C3045

出版社内容情報

エピジェネティクスの概念や基本的なメカニズムから、関連する具体的な生命現象や疾病との関係などをわかりやすく紹介する。 エピジェネティクスとは、「DNAの塩基配列の変化に依らず、染色体の変化から生じる安定的に継承される形質や、そのような形質の発現制御機構を研究する学問分野」のことである。
 本書は、生命科学のなかでもとりわけ進歩の著しいこのエピジェネティクスについて、前半ではその概念やエピジェネティックな現象の背景にある基本的なメカニズムを解説し、後半ではエピジェネティクスに関係する具体的な生命現象や疾病との関係などをわかりやすく紹介した。
 エピジェネティクスを理解するためには幅広い学問分野の基礎的な知識が必要となるが、初学者も学びやすくなるように、脚注を多用して用語解説や本文の補足説明を盛り込み、また専門性の高い最新の知見もできる限り取り上げた。

1.エピジェネティクスとはどのような学問か
 1.1 不思議な現象
 1.2 エピジェネティクスの語源と定義
 1.3 エピジェネティクスの対象

2.エピジェネティクスの分子基盤
 2.1 細胞核内での真核生物ゲノムの態様
 2.2 クロマチンリモデリング
 2.3 DNAのメチル化
 2.4 ヒストンの化学修飾とエピジェネティック制御
 2.5 非コードRNAとエピジェネティクス

3.エピジェネティックな諸現象
 3.1 X染色体不活性化
 3.2 ゲノムインプリンティング
 3.3 位置効果斑入り現象(position effect variegation:PEV)
 3.4 細胞分化
 3.5 栄養とエピジェネティクス
 3.6 細胞メモリー
 3.7 世代を越えてのエピゲノム遺伝

4.エピジェネティクスと病気
 4.1 エピジェネティック制御因子異常による疾患
 4.2 X 染色体不活性化異常による疾患
 4.3 ゲノムインプリンティング異常症
 4.4 環境によるエピゲノム変化による疾患
 4.5 がんとエピジェネティクス
 4.6 エピジェネティック創薬


大山 ?[オオヤマ タカシ]
早稲田大学教授、理学博士。954年 愛知県に生まれる。名古屋大学、同大学大学院博士前期課程、民間企業を経て、名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程修了。その後、三菱化成生命化学研究所特別研究員、明治乳業ヘルスサイエンス研究所研究員、甲南大学理学部助教授・教授などを経て現職。

東中川 徹[ヒガシナカガワ トオル]
早稲田大学名誉教授、理学博士。1939年 満州国に生まれる。東京大学理学部業、東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。産業医科大学助教授、東京都立大学助教授、三菱化成生命科学研究所発生生物学研究部・部長、早稲田大学教授などを歴任。日本エピジェネティクス研究会名誉会員。

内容説明

同じゲノム配列をもつ一卵性双生児でなぜホクロが違うのか?DNAの塩基配列の変化によらず、染色体の変化から生じる安定的に継承される形質と、そのような形質の発現制御機構について。前半ではその概念やエピジェネティックな現象の背景にある基本的なメカニズムを解説し、後半ではエピジェネティクスに関係する具体的な生命現象や疾病との関係などをわかりやすく紹介した。

目次

1章 エピジェネティクスとはどのような学問か(不思議な現象;エピジェネティクスの語源と定義 ほか)
2章 エピジェネティクスの分子基盤(細胞核内での真核生物ゲノムの態様;クロマチンリモデリング ほか)
3章 エピジェネティックな諸現象(X染色体不活性化;ゲノムインプリンティング ほか)
4章 エピジェネティクスと病気(エピジェネティック制御因子異常による疾患;X染色体不活性化異常による疾患 ほか)

著者等紹介

大山隆[オオヤマタカシ]
1954年愛知県に生まれる。名古屋大学、同大学大学院博士前期課程、民間企業を経て1985年名古屋大学大学院理学研究科博士後期課程(分子生物学専攻)修了。1986年三菱化成生命科学研究所特別研究員。1987年明治乳業ヘルスサイエンス研究所研究員。1990年(財)地球環境産業技術研究機構研究員(兼任)。1994年スイス連邦工科大学細胞生物学研究所客員研究員(兼任)。1994年甲南大学理学部生物学科助教授。同大学理工学部(学部名称変更)教授を経て2006年より早稲田大学教育・総合科学学術院教育学部理学科生物学専修教授。理学博士

東中川徹[ヒガシナカガワトオル]
1939年満州国図們市に生まれる。1965年東京大学理学部化学科卒業。1970年東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。1970年日本学術振興会奨励研究員。1971年三菱化成生命科学研究所研究員。1973~1975年Mitsubishi‐Carnegie Joint Fellowとしてカーネギー発生学研究所に留学。1979年産業医科大学医学部分子生物学教室助教授。1982年東京都立大学理学部生物学教室助教授。1986年三菱化成生命科学研究所発生生物学研究部・部長。1997年早稲田大学教育学部理学科生物学専修教授。2010年同退職。現在、早稲田大学名誉教授。日本エピジェネティクス研究会名誉会員。理学博士(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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