分子発生生物学―動物のボディープラン

分子発生生物学―動物のボディープラン

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  • サイズ A5判/ページ数 131p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785358341
  • NDC分類 463.8
  • Cコード C3045

出版社内容情報

《内容》 体つくりのための分子設計図(ボディープラン)が動物の発生の際に共通して働い ていることが明らかになりつつある.本書では,動物の体つくりの分子メカニズムに ついて,図解を中心にして解説している.また発生のしくみを理解する際に必要な細 胞分子生物学の知識も,随所にちりばめてある.    

《目次》
1章 卵形成-動物の体つくりの準備は卵形成の時から始まる-
 1・1 ショウジョウバエの卵形成
 1・2 カエルの卵形成
  1・2・1 卵黄顆粒の形成と蓄積
  1・2・2 卵細胞の核内に見られる特殊な構造
  1・2・3 ランプブラシ染色体
  1・2・4 リボソーム遺伝子の増幅
 1・3 核から細胞質内へのmRNAの輸送
 1・4 細胞質内におけるmRNAの輸送と局在化のしくみ
  1・4・1 微小管
  1・4・2 アクチンフィラメント(ミクロフィラメント)
  1・4・3 中間径フィラメント
  1・4・4 モータータンパク質
2章 発生の開始-卵成熟,受精,そして卵割の開始へ-
 2・1 卵成熟過程の制御
 2・2 細胞周期の分子メカニズム
 2・3 中期胞胚転移(MBT)―胚細胞自身による遺伝子発現の開始-
3章 パターン形成-動物の体をつくり上げるための基本パターンの形成-
 3・1 ショウジョウバエの体つくりにおける基本パターンの形成
  3・1・1 胚の前後方向の決定
  3・1・2 胚の背腹方向の決定
 3・2 細胞内シグナル伝達系
 3・3 転写調節因子
 3・4 ホメオボックス遺伝子
 3・5 カエルの体つくりにおける基本パターンの形成
 3・6 ニワトリとマウス胚における体つくりの基本パターンの形成
4章 原腸胚形成-大がかりな胚細胞の配置換えとしての原腸胚形成-
 4・1 原基分布図
 4・2 細胞の形態形成運動
5章 神経系の形成-中枢神経系の形成-
 5・1 神経誘導
 5・2 神経管形成
 5・3 神経管の位置決め,脳と脊髄の形態形成
 5・4 神経冠細胞
6章 器官形成-胚葉間の相互作用による器官形成-
 6・1 心臓形成
 6・2 四肢(手足)の形成
 6・3 骨格筋の形成
 6・4 プログラム細胞死
 6・5 体の左右の決定
7章 系統発生-個体発生と系統発生-
 7・1 系統発生とホメオボックス遺伝子
 7・2 ホメオボックス遺伝子の発現パターンの変化と体の構造変化
  7・2・1 無脊椎動物の進化
  7・2・2 脊椎動物の進化
8章 発生工学-動物の発生と器官形成のコントロール-
 8・1 クローン動物の作成
 8・2 試験管内での器官形成
 8・3 幹細胞から組織形成へ
あとがき
参考文献
索引

内容説明

この本では、卵形成から動物の体の基本構造ができるまでの過程における分子メカニズムと、最近明らかになった系統発生(進化)の分子メカニズムを中心に解説した。最近話題になっている発生工学の研究についても簡単に紹介している。

目次

1章 卵形成―動物の体つくりの準備は卵形成の時から始まる
2章 発生の開始―卵成熟、受精、そして卵割の開始へ
3章 パターン形成―動物の体をつくり上げるための基本パターンの形成
4章 原腸胚形成―大がかりな胚細胞の配置換えとしての原腸胚形成
5章 神経系の形成―中枢神経系の形成
6章 器官形成―胚葉間の相互作用による器官形成
7章 系統発生―個体発生と系統発生
8章 発生工学―動物の発生と器官形成のコントロール

著者等紹介

駒崎伸二[コマザキシンジ]
1951年埼玉県に生れる。1978年横浜市立大学文理学部生物課程卒業。1980年新潟大学大学院理学研究科生物課程修了。同年埼玉医科大学医学部助手。1986年(医学博士)。1996年埼玉医科大学医学部講師
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