出版社内容情報
《内容》 技術士(生物工学部門)として第一線で活躍中の執筆者たちによるバイオテクノロジーの入門書.バイオが応用されている各分野で,その実態を明らかにし,どのようなことが可能になり,世の中にどのような利益があるのかをやさしく解説する.大学教養課程における,非生物系の学生に対する講義の副読本として最適. 《目次》 第Ⅰ編 基礎 1章 バイオテクノロジー今昔 [齋藤日向] 2章 世界でもっとも小さな化学工場 [藤田典久] 3章 動物細胞培養法 [嵜口孝行] 4章 抗体のバイオ [金光 修] 5章 ウイルスと人間のバイオ戦略 [丹生谷 博] 6章 DNA解析 [飯塚洋人] 第Ⅱ編 医薬・化粧品 7章 遺伝子治療 [岩崎国子] 8章 ゲノム解析から病気の遺伝的要因の解明へ [石井一夫] 9章 アレルギーの不思議 [池田友久] 10章 バイオ医薬品の生産 [松田正一] 11章 化粧品とバイオ [井上紳太郎] 12章 美容と健康を司るヒアルロン酸 [久保康弘] 第Ⅲ編 食品 13章 醸造とバイオ [森 明彦] 14章 お酒と名水 [佐々木 健] 15章 食品とバイオリアクター [酒井重男] 16章 機能性食品のバイオ [酒井重男] 17章 DHAとEPAは21世紀のパワー?! [矢田美恵子] 第Ⅳ編 植物・動物 18章 遺伝子組換え作物 [田中宥司・萱野暁彦] 19章 遺伝子組換え食品の安全性 [田中宥司] 20章 イネのバイオ [萱野暁明] 21章 農業における植物組織培養 [田中宥司] 22章 組織培養による有用物質生産 [田中宥司] 23章 家畜の改良 [平井輝生] 24章 動物工場とクローン動物 [平井輝生] 第Ⅴ編 環境・その他 25章 微生物農薬 [平井輝生] 26章 地球環境問題とバイオ [高木健次] 27章 環境汚染物質とバイオ [守弘栄一] 28章 廃棄物のバイオコンバージョン [矢田美恵子] 29章 生分解性プラスチック [伊東祐四] 30章 バイオセンサー [守弘栄一] 31章 繊維とバイオ [矢田美恵子] 32章 エチレンのお話 [坂井美穂] 用語解説 参考文献・引用文献一覧 索 引
内容説明
本書ではバイオが応用されている各分野で、その実態を明らかにし、どのようなことが可能になり、世の中にどのような利益がもたらされたか、あるいはもたらされようとしているかを、やさしく解説しています。1998年から99年にかけてのトピックスを紹介しました。
目次
第1編 基礎(バイオテクノロジー今昔;世界でもっとも小さな化学工場 ほか)
第2編 医薬・化粧品(遺伝子治療;ゲノム解析から病気の遺伝的要因の解明へ ほか)
第3編 食品(醸造とバイオ;お酒と名水 ほか)
第4編 植物・動物(遺伝子組換え作物;遺伝子組換え食品の安全性 ほか)
第5編 環境・そのほか(微生物農薬;地球環境問題とバイオ ほか)
感想・レビュー
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kaizen@名古屋de朝活読書会
三神 冬宝