内容説明
本書は、大学で「教養」としての生物学・生命科学を学ぶ人たちのための教科書である。中学までの知識でも理解できるように、できるだけ基礎からやさしく説明することを心掛けた。
目次
第1部 なぜ地球に生物がいるのか?(生命とはなにか?;生命の起源 ほか)
第2部 なぜ生物は進化するのか?(遺伝子の構造と起源;遺伝子の発現と環境条件 ほか)
第3部 なぜ性が必要になったのか?(無性生殖と有性生殖;性の起源 ほか)
第4部 なぜ利他的にふるまえるのか?(子の保護は誰がすべきか?;利他行動の進化 ほか)
著者等紹介
桑村哲生[クワムラテツオ]
1950年兵庫県に生まれる。京都大学大学院理学研究科動物学専攻博士課程修了。理学博士。専攻は社会生物学、魚類行動生態学。中京大学教養部講師、助教授を経て、現在同教授。1999年より日本動物行動学会会長
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