内容説明
本書では、無機化学命名法はIUPAC1990年規則にしたいがい、有機金属化合物命名法は、1999年IUPAC勧告を主として説明している。有機化学命名法では、IUPAC1979年規則を原則とし、一部には1993年IUPACガイド(A Guide to IUPAC Nomenclature of Organic Compounds,1993)による修正を脚注として取り入れている。さらに、CA方式も一部ではあるが付記している。
目次
第1部 化学命名法とは(序論―化学命名法について)
第2部 無機化学命名法(無機化合物の命名方式;元素名、元素記号、元素の族;化学式;酸 ほか)
第3部 有機化学命名法(有機化合物命名法の基礎事項;炭化水素;基本複素環化合物;特性基をもつ化合物の命名 ほか)
第4部 有機金属化合物命名法(有機金属化合物)
著者等紹介
中原勝儼[ナカハラマサヨシ]
1927年東京に生まれる。1952年東京工業大学化学科卒業。1959年立教大学理学部講師。1962年立教大学理学部助教授。1971年立教大学理学部教授。1992年立教大学定年退職。1992年立教大学名誉教授
稲本直樹[イナモトナオキ]
1929年東京に生まれる。1951年東京大学理学部化学科卒業。1954年東京大学理学部助手。1961年東京大学理学部講師。1964年東京大学理学部助教授。1965年東京大学理学部教授。1989年東京大学定年退官。東京大学名誉教授。順天堂大学医学部教授。1994年順天堂大学定年退職。1995年神奈川大学理学部客員教授。1998年神奈川大学退職
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