内容説明
本書は、有機化学反応としての高分子合成化学という視点に徹して書き下ろしたものである。
目次
第１章 高分子とは何か
第２章 縮合重合（１）―何が分子量を決めるか
第３章 縮合重合（２）―いろいろな反応
第４章 付加重合（１）―ラジカル重合の基本的概念
第５章 付加重合（２）―モノマーの構造と反応性
第６章 付加重合（３）―イオン重合
第７章 遷移金属触媒による付加重合とポリマーの立体規則性
第８章 開環重合
第９章 ブロック共重合体とグラフト共重合体
第１０章 網目構造の高分子
第１１章 高分子の化学反応
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Sean
1
再読。物性のために構造を検討する物理化学的アプローチと反応機構を検討する有機化学的な検討がある、と記述されており、その後は各論。共通するのはどこかを示しておりわかりやすい。 …高分子材料に化学工学的な反応制御の検討を今後取り組んでみたいな。2020/04/04
