写真集 太陽―身近な恒星の最新像

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写真集 太陽―身近な恒星の最新像

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  • サイズ B5判/ページ数 87p/高さ 27cm
  • 商品コード 9784785328207
  • NDC分類 444
  • Cコード C0044

出版社内容情報

生命の”母なる”太陽は、人類にとって唯一身近な恒星です。その変化に富んだ激しい姿は、いまだ見ることのできない遙か彼方の星々への誘いであり、またその激しい活動は、地球とその周辺の宇宙空間に甚大な影響を与えつづけています。そのため、「宇宙天気予報」への本格的な取り組みが開始されています。
一方、黒点周期の起源や100万度に達するコロナの加熱機構など、いまだ解かれていない太陽の謎は多く、その実像はあまり知られていません。
本書は、地上太陽観測所の望遠鏡群や太陽X線観測衛星「ようこう」などによる最新の観測成果をふまえ、可視光(白色光)やHα線など人間の目に見える光だけでなく、X線、電波、極紫外線など目には見えない光が明らかにする太陽の知られざる姿から、コンピュータが描き出す太陽像まで、多数の写真・画像をもとに太陽の素顔を紹介します。

【目 次】

まえがき

第1章 白色光で見た太陽
 1 光球(白色光全面像)
 2 黒 点
 3 黒点の微細構造
 4 黒点磁場
 5 黒点群の進化
 6 黒点数と太陽周期
 7 太陽の自転
 8 白 斑
 9 粒状斑
 10 超粒状斑
 11 5分振動(日震学)

第2章 Hα線で見た太陽
 12 彩層(Hα線全面像)
 13 プロミネンス
 14 噴出型プロミネンス
 15 サージ
 16 スプレイ
 17 スピキュール
 18 彩層活動領域とファイブリル
 19 光球から彩層への移り変わり
 20 浮上磁場(AFS)
 21 エラーマン・ボム(ムスターシュ)
 22 フレア(ツーリボン・フレア)
 23 ポスト・フレアループ(ループ・プロミネンス)
 24 回転しながら噴出するフィラメント

第3章 その他の可視光と赤外線で見た太陽
 25 フラウンホーファー線
 26 Ca K線全面像
 27 He線全面像
 28 コロナ(日食)
 29 コロナ(日食・拡大)
 30 コロナグラフで見たコロナ
 31 日食で見る太陽周期

第4章 X線で見た太陽 ―「ようこう」衛星による観測―
 32 コロナ(軟X線全面像)
 33 コロナループと黒点
 34 浮上磁場(軟X線像)
 35 膨張する活動領域コロナ
 36 コロナの多温度構造
 37 二つ目玉 硬X線源
 38 ループトップ硬X線源
 39 カスプ型フレア
 40 カスプ型とループ型フレアの比較
 41 フィラメント消失に伴うアーケード
 42 巨大アーケード
 43 ヘルメット・ストリーマー
 44 X線プラズマ放出現象(プラズモイド)
 45 ヘリカル磁場噴出
 46 トランジエント・ブライトニング(マイクロフレア)
 47 X線ジェット
 48 巨大X線ジェットとアネモネ
 49 X線輝点(XBP)
 50 極ジェット
 51 水星日面通過
 52 ねじれたコロナループ
 53 コロナホール
 54 太陽活動の変遷

第5章 電波で見た太陽
 55 電波(マイクロ波)全面像
 56 電波で見たプロミネンス噴出
 57 カスプ型フレアの電波像
 58 電波フレア(インパルシブ・フレア)
 59 極域増光現象

第6章 SOHO衛星とTRACE衛星が見た太陽
 60 極紫外線全面像
 61 極紫外線で見た活動領域
 62 モートン波とEIT波
 63 ポーラー・プルーム
 64 コロナ質量放出(CME)
 65 様々なCMEと太陽に飛び込む彗星
 66 TRACE衛星が見たコロナループ
 67 TRACE衛星が見たフレアとプロミネンス噴出

第7章 我が国の太陽衛星と地上太陽観測所
 68 「ようこう」衛星
 69 京都大学理学部・飛騨天文台
 70 国立天文台・乗鞍コロナ観測所と三鷹地区
 71 国立天文台・野辺山太陽電波観測所
 72 通信総合研究所・平磯太陽観測センター
 73 名古屋大学・太陽地球環境研究所
 
用語解説
太陽に関連したWebサイト
出典一覧
索  引

内容説明

本書は、地上太陽観測所の望遠鏡群や太陽X線観測衛星「ようこう」などによる最新の観測成果をふまえ、可視光(白色光)やHα線など人間の目に見える光だけでなく、X線、電波、極紫外線など目には見えない光が明らかにする太陽の知られざる姿から、コンピュータが描き出す太陽像まで、多数の写真・画像をもとに、太陽の素顔に迫る。

目次

第1章 白色光で見た太陽
第2章 Hα線で見た太陽
第3章 その他の可視光と赤外線で見た太陽
第4章 X線で見た太陽―「ようこう」衛星による観測
第5章 電波で見た太陽
第6章 SOHO衛星とTRACE衛星が見た太陽
第7章 我が国の太陽観測衛星と地上太陽観測所

著者等紹介

柴田一成[シバタカズナリ]
1954年大阪府に生れる。京都大学大学院理学研究科博士課程中退、愛知教育大学助手、同助教授、国立天文台助教授を経て、現在、京都大学大学院理学研究科附属花山天文台教授、理学博士

大山真満[オオヤママサミツ]
1969年大阪府に生れる。名古屋大学大学院理学研究科博士課程単位取得退学、宇宙科学研究所COE研究員、日本学術振興会特別研究員を経て、現在、滋賀大学教育学部講師、博士(理学)。太陽フレア、なかでもフレアに伴うプラズマ放出現象を中心に研究を行っている。研究手法としては、「ようこう」衛星のデータ解析を主としている。最近では、SOHO衛星が観測したコロナ質量放出現象(CME)の解析も積極的に行っている
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