内容説明
章の始めに「学習目標」と「キーワード」、章末問題の前に「まとめ」を設けた。出発点を、用語の意味が理解できることと、力の図示ができるところから始めた。数学的な取扱いの説明に関しては、本文中において初出のところで基本的なところから解説し、必要最小限の数学にとどめた。式展開はできるだけ式変形が理解できるように段階的に行い、その本質を説明する図および解説を併記して理解しやすいようにした。例題は、本文を理解するために必要な基本的なものを選んだ。類題には、現実的な数値で計算を行う問題も取り入れて、実際の物理量を単位と共に実感できるようにした。章末問題は、例題や類題に収まりきらないが一度は解いておくべき問題の他、腕試しができるように少し高度な問題も含めた。
目次
運動の例
運動の表し方(1次元)
運動の表し方(3次元)
運動方程式
振動現象
運動量
仕事と力学的エネルギー
保存力と位置エネルギー
衝突
質点の回転運動〔ほか〕
著者等紹介
田村忠久[タムラタダヒサ]
神奈川大学工学部物理学教室教授。1988年東京大学理学部卒業。東京大学大学院理学系研究科博士課程修了。東京大学宇宙線研究所研究員、神奈川大学助手・助教授・准教授等を経て現職。専門は宇宙線物理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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