内容説明
量子力学では、解析的にシュレーディンガー方程式を解くことを覚えることも大切であるが、数値解の関数形を確認し、ポテンシャル、固有値、波動関数との関係を理解することが大切である。本書は数学的にむずかしい特殊関数にわずらわされない量子力学の新しい教育・学習法の確立を試み、パソコンを用いて問題を解きながら量子力学を自分でも学べるように書かれた教科書である。
目次
1 数値計算入門
2 振動(ポテンシャル中の粒子の運動)と波動
3 量子力学入門(前期量子論とSchr¨odinder方程式の導入)
4 簡単な系の波動方程式とその数値解
5 1次元のポテンシャル問題とその数値解(束縛状態の固有値と固有関数)
6 原子分子の初等量子力学
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