出版社内容情報
量子コンピュータの基礎研究とともに発展してきた量子ウォーク。いくつかのモデルを取り上げ、その性質を数学の側面から解説する。 量子コンピュータの基礎研究とともに発展してきた量子ウォーク。数学ではランダムウォークの量子版、量子物理学ではディラック方程式の時空間離散版と考えられる数理モデルである。
本書では、具体的にいくつかの量子ウォークのモデルを取り上げ、フーリエ解析を用いて、その性質を数学の側面から説明する。
図も用いることで丁寧に解説し、実際の理解にまで導くことを目標としている。
1.標準的な量子ウォーク
1.1 モデル
1.2 量子ウォーカーの確率分布
1.3 数学的な記述
1.4 フーリエ解析
1.5 極限定理
1.6 abcd=0 の場合
2.2周期時刻依存型量子ウォーク
2.1 モデル
2.2 確率分布
2.3 極限定理
3.3周期時刻依存型量子ウォーク
3.1 モデル
3.2 確率分布
3.3 極限定理
4.三状態量子ウォーク
4.1 モデル
4.2 確率分布
4.3 極限定理
町田 拓也[マチダ タクヤ]
著・文・その他
内容説明
量子コンピュータの基礎研究とともに発展してきた量子ウォーク。数学ではランダムウォークの量子版、量子物理学ではディラック方程式の時空間離散版と考えられる数理モデルである。本書では、具体的にいくつかの量子ウォークのモデルを取り上げ、フーリエ解析を用いて、その性質を数学の側面から説明する。図も用いることで丁寧に解説し、実際の理解にまで導くことを目標としている。
目次
第1章 標準的な量子ウォーク(モデル;量子ウォーカーの確率分布 ほか)
第2章 2周期時刻依存型量子ウォーク(モデル;確率分布 ほか)
第3章 3周期時刻依存型量子ウォーク(モデル;確率分布 ほか)
第4章 三状態量子ウォーク(モデル;確率分布 ほか)
著者等紹介
町田拓也[マチダタクヤ]
2005年横浜国立大学工学部生産工学科卒業、2010年横浜国立大学大学院工学府博士後期課程修了。2016年日本大学生産工学部助教。博士(工学)。おもな研究テーマは、量子ウォーク(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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