内容説明
40年近くにわたって経済学部で数学を教えてきた経験を活かし、経済・経営系の学生にとって必要不可欠な微分積分と線形代数の基礎知識に焦点を絞った、初学者にもわかりやすい入門書である。本書の特徴は、具体的な問題で丁寧に解説した後、その理解を深めてもらうために、「純粋に数学の問題」と「経済・経営の分野として考える問題」をセットにして配置したことである。
目次
第1部 微分積分と経済・経営(量の変化を調べる―関数と微分;複数の量の変化を調べる―多変数関数)
第2部 線形代数と経済・経営(複数量を同時に扱う手法―ベクトル量とベクトル;表から行列へ―行列と線形変換;大きさの違いを表す数―行列式;複数の未知量を求める―連立方程式とその解法;行列における逆数―逆行列;ベクトル計算の効率化―基底;行列とベクトルの応用―固有値・固有ベクトルと対角化)
著者等紹介
小林道正[コバヤシミチマサ]
1942年長野県生まれ。1966年京都大学理学部数学科卒業。1968年東京教育大学大学院理学研究科修士課程修了。中央大学経済学部教授を経て、中央大学名誉教授。専門は確率論、数学教育(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
-
- 和書
- 脱成長と欲望の資本主義