内容説明
本書は、東北大学、および立教大学において、3年生に年間30回の講義で進度も遅めにして作成した講義ノートに基づいている。基本的な事柄は述べた。
目次
1 ノルム空間
2 ヒルベルト空間
3 線形作用素
4 一様有界性の原理と閉グラフ定理
5 線形汎関数とハーン・バナッハの定理
6 レゾルベントとスペクトル
7 コンパクト作用素
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
葉
1
ノルム、コーシーから空間の説明を行い、非常にわかりやすい内容だと感じた。個人的にスペクトルについてもっと深く書いてほしかった。知らない定理が多かったので暗記とまでいかなくても理解できるレベルにはしたいと思っている。関数解析の基礎にこの本を使うのは良いと感じた。2014/07/04
いか
0
*未読* 自主ゼミで 7 月までに通読する。
じまお
0
黒田先生の本のお供に2016/09/30
Ryu
0
関数解析の考え方をうまくまとめた本。短期間で要点だけ理解できるので、とてもおすすめ!2011/09/14