内容説明
本書は、初学者に、位相幾何学の面白さと、方法の新鮮さにふれてもらうための入門書であり、中心課題をホモロジー論としたものである。
目次
1 図形の位相幾何学(集合と群;図形の位相的性質;位相的図形の位相幾何学;多様体と閉曲面の分類定理)
2 ホモロジー論(単体的複体のホモロジー群;特異ホモロジー論;ホモロジー論の応用;ポアンカレ双対定理)
3 基本群論(基本群と被覆空間;基本群の計算;基本群と図形)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しょうちゃん
1
特異ホモロジーの勉強に利用。シンプルでよかった。2015/10/28
home alone
1
初めて読む位相幾何の本。(きちんとした数学的なやつでは)。かなりムズイ。というか幾何的図がほとんど出てこない。だからすっげー抽象的。まあ大体分かったけど。集合位相、群論が必要だと思う。それに、線形代数のker,imとか準同型定理とかその辺知ってないとつらい。他の本知らないけどいい本だと思う。かなりガチな本だと思うけど。2012/11/13
寒天
0
書かれている内容が豊富。わりと辞書的に使ってる。2014/04/06