内容説明
本書は、代数学をはじめて学ぼうとする人を対象として書かれたものであり、代数学固有の問題のみではなく、他の分野へも応用の有ると思われる項目も詳しく解説した。また本書においては、基礎的な概念(正規部分群、準同型、イデアルなど)についてはゆっくりと詳しく説明し、専門的な項目については説明を簡潔にした。例題や問題を多くし、その説明を詳しくした。
目次
1. 基礎概念
2. 群
3. 環
4. 加群
5. 体
6. 圏と関手
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
o
1
ヘビースモーカーがタバコを吸うようにこの本を読んだ 数学はタバコなのかもしれない 本は読み終わると簡単だったのかもしれないと思ったが読んでる最中は結構迷ってた 証明はちゃんとしてます いい本2021/10/12
マッ
1
大学3年レベルの代数学をある程度知っている人向け。 書き方が簡潔で自分で一読では理解できない。 ノートに書きながら考えることでようやく定理の証明を理解することができた。 前半部分は大体理解できた。 しかし後半部、特にウェダバーンの定理の証明が難しく、他書を参照してようやく理解できた。 代数学専攻の人は読むべき。流石にブルバキより易しい。2019/06/13
「ぬみ」
0
半分くらいだけ輪読で読んだ。デデキント環の記述がもうちょっと欲しかった。
Yuta Watanabe
0
学部4年の頃から読みはじめて独学で苦労して読み終えた記憶がある。2009/12/01
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