目次
第1章 複素変数の関数
第2章 正則関数
第3章 積分
第4章 展開・留数・等角写像
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
オザマチ
14
再読。ページ数は少ないが、留数定理の応用まで一通りを簡単に学んで計算練習できるので、工学系の教科書としては割と良かったと思う。2021/01/03
春日真琴
0
全体的に記述が荒い感じを受けた。ざっくりし過ぎな証明は、工学部の学生にはわかりやすいだろうけど、伝わらない可能性も・・・矢野・石原の名は解析、微積などテキストでも有名で、かなりお子様向けではあるが、複素解析をここまでざっくり纏める必要性はどこにあったのか?改めて序文を読むと、「理工系向け」とある。はたして理学部の学生がこれで満足するのかな?などと不安になるのは私だけ?担当教授に「これなら採用してもいいかも」と言わせるのも不安材料かと☆ いくら工学部だからって、どうなんだろう?2016/03/01
葉
0
関数論1の講義前半での内容である。複素数を経済系の論文で見たのはマクロで1回のみであり、複素数は最終的に消えていた。領域D内の全ての点で関数が微分可能であるときに当該関数を領域Dで正則であるということや、C-Rの方程式など重要事項が分かりやすく載っているが証明がざっくりしている。双曲線関数は授業で行わなかった。留数の部分は授業に出ていないのでこれで補う。2015/01/19