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出版社内容情報
内容説明
次世代の図書館員(ウェブサービスライブラリアン)をめざす人、必携!
ウェブ上の学術コンテンツやOPACなど、図書館が提供する情報資源をGoogleのように検索することが可能となる、ウェブスケールディスカバリー。2015年12月末現在、大学図書館の14%が導入しているサービスです。しかし、そのすべては海外製品。本書は図書館ポータルサイトづくりをきっかけに、ウェブスケールディスカバリーの「日本化」に挑戦した現役大学図書館員による、自身の体験記を軸にした初めての入門書。ウェブスケールディスカバリーの基礎知識はもちろん、図書館におけるクラウドサービスやビッグデータの活用、そして日本の図書館&図書館員の未来像についても解説します。
【目次】
chapter 1 はじめに
色々なサイトの論文や図書をGoogleのように探せたらいいのにと思いませんか?
Chapter 2 ウェブスケールディスカバリーの基礎知識
chapter 3 ウェブスケールディスカバリー前夜
chapter 4 ウェブスケールディスカバリーの「日本化」を目指して
chapter 5 ウェブスケールディスカバリーが教えてくれたこと
chapter 6 ウェブスケールディスカバリー、その先へ
chapter 7 おわりに
ウェブスケールディスカバリーは“キャズム"を超えられるのか?
目次
はじめに(いろいろなサイトの論文や図書をGoogleのように探せたらいいのにと思いませんか?)
ウェブスケールディスカバリーの基礎知識(横断検索とディスカバリーサービス;ウェブスケールディスカバリーの登場)
ウェブスケールディスカバリー前夜(佛教大学図書館と筆者;図書館ポータルサイトの構築を目指して;公開がもたらしたもの;世代を通じて分かったこと;デザインの力)
ウェブスケールディスカバリーの「日本化」を目指して(Summonという選択;米国製という高い壁;ベータ版リリースと「お気軽検索」;正式版リリースとリンクリゾルバ;シアトルで直談判;新たな知見とアクション)
ウェブスケールディスカバリーが教えてくれたこと(利用統計が教えてくれたこと;誰のためのお気軽検索なのか;違和感と不信感の原因;今後に向けて)
ウェブスケールディスカバリー、その先へ(クラウドサービスとビッグデータ;図書館の新たな役割;スケーラビリティから見る展開像;図書館員の新たな役割)
おわりに(ウェブスケールディスカバリーは“キャズム”を超えられるのか?)
著者等紹介
飯野勝則[イイノカツノリ]
佛教大学図書館専門員。1972年生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。鉄道会社、国立大学図書館などの勤務を経て、2004年10月より現職。専門は図書館ウェブサービス、学術データベース、学術情報流通等。2011年4月、日本の図書館として初めて、ウェブスケールディスカバリー(Summon)を公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。