ジャパンナレッジライブラリアンシリーズ
図書館を変える!ウェブスケールディスカバリー入門

  • ただいまウェブストアではご注文を受け付けておりません。
  • サイズ A5判/ページ数 270p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784785201562
  • NDC分類 014.37
  • Cコード C3000

出版社内容情報

内容説明
次世代の図書館員(ウェブサービスライブラリアン)をめざす人、必携!
ウェブ上の学術コンテンツやOPACなど、図書館が提供する情報資源をGoogleのように検索することが可能となる、ウェブスケールディスカバリー。2015年12月末現在、大学図書館の14%が導入しているサービスです。しかし、そのすべては海外製品。本書は図書館ポータルサイトづくりをきっかけに、ウェブスケールディスカバリーの「日本化」に挑戦した現役大学図書館員による、自身の体験記を軸にした初めての入門書。ウェブスケールディスカバリーの基礎知識はもちろん、図書館におけるクラウドサービスやビッグデータの活用、そして日本の図書館&図書館員の未来像についても解説します。

【目次】
chapter 1 はじめに
色々なサイトの論文や図書をGoogleのように探せたらいいのにと思いませんか?
Chapter 2 ウェブスケールディスカバリーの基礎知識
chapter 3 ウェブスケールディスカバリー前夜
chapter 4 ウェブスケールディスカバリーの「日本化」を目指して
chapter 5 ウェブスケールディスカバリーが教えてくれたこと
chapter 6 ウェブスケールディスカバリー、その先へ
chapter 7 おわりに
ウェブスケールディスカバリーは“キャズム"を超えられるのか?

目次

はじめに(いろいろなサイトの論文や図書をGoogleのように探せたらいいのにと思いませんか?)
ウェブスケールディスカバリーの基礎知識(横断検索とディスカバリーサービス;ウェブスケールディスカバリーの登場)
ウェブスケールディスカバリー前夜(佛教大学図書館と筆者;図書館ポータルサイトの構築を目指して;公開がもたらしたもの;世代を通じて分かったこと;デザインの力)
ウェブスケールディスカバリーの「日本化」を目指して(Summonという選択;米国製という高い壁;ベータ版リリースと「お気軽検索」;正式版リリースとリンクリゾルバ;シアトルで直談判;新たな知見とアクション)
ウェブスケールディスカバリーが教えてくれたこと(利用統計が教えてくれたこと;誰のためのお気軽検索なのか;違和感と不信感の原因;今後に向けて)
ウェブスケールディスカバリー、その先へ(クラウドサービスとビッグデータ;図書館の新たな役割;スケーラビリティから見る展開像;図書館員の新たな役割)
おわりに(ウェブスケールディスカバリーは“キャズム”を超えられるのか?)

著者等紹介

飯野勝則[イイノカツノリ]
佛教大学図書館専門員。1972年生まれ。京都大学大学院文学研究科修士課程修了。鉄道会社、国立大学図書館などの勤務を経て、2004年10月より現職。専門は図書館ウェブサービス、学術データベース、学術情報流通等。2011年4月、日本の図書館として初めて、ウェブスケールディスカバリー(Summon)を公開(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キリル

7
ウェブスケールディスカバリーについて筆者が所属する大学に導入したときの体験をメインに書かれています。こういう現場での苦労話はなかなか聞けるものではないので非常に興味深いものでした。導入することで紙媒体が復権したり、利用頻度の高いコンテンツが入れ替わったりとコンテンツにとっても結構命運を左右するものなんだなと感じました。図書館側もコンテンツ提供者としての自覚が必要だというのは考えなければならないところです。スケールの話が個人的には面白かったです。2016/10/23

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/10415874
  • ご注意事項

最近チェックした商品