出版社内容情報
《内容》 歯周疾患は日常的なセルフチェックによって予防することが可能な疾患であり,高齢期の日常生活におけるQOLを向上させるためにも,適切な保健指導が行われなければならない。従来、総合健康診査として行われてきた歯周疾患検診が、節目検診として独立するのに合わせた改訂版。 《目次》 第1章 緒 論 1)歯周疾患検診の意義 2)歯周疾患について第2章 歯周疾患の動向 1)疫学的動向 1.歯肉炎・歯周炎の有病者率 2.CPIの結果 3.現在歯数の状況 4.歯の寿命 5.歯みがきの状況 6.国際歯科保健調査(ICS-2)の結果 2)歯周治療の動向 1.歯周治療の考え方の変化 2.患者自身によるプラークコントロールの必要性 3.歯周治療の体系第3章 検診の実施方法 1)対象者 2)実施方法 3)検診項目 1.問 診 2.口腔内診査 3.検診結果の判定 4)結果の通知・説明と歯科保健指導 1.説明・指導の場の設定 2.診査結果の説明 3.判定区分に基づく指導 4.市町村への連絡 5)記録の整備等 1.検診記録の整備目的 2.結果の分析と評価第4章 関連通知第5章 健康日本21と歯周疾患予防 1)21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21) 2)健康日本21報告書における「歯の健康」の概要 3)「成人期の歯周疾患予防」の概要
内容説明
老人保健法による総合健康診査に位置付けられた「歯周疾患検診」を改定して、新しい知見も含めて、より具体的に実践的な方向付けをする一書。
目次
1 緒論(歯周疾患検診の意義;歯周疾患について)
2 歯周疾患の動向(疫学的動向;歯周治療の動向)
3 検診の実施方法(対象者;実施方法 ほか)
4 関連通知
5 健康日本21と歯周疾患予防(21世紀における国民健康づくり運動(健康日本21)
健康日本21報告書における「歯の健康」の概要 ほか)