内容説明
Difficult Patient(困った患者)にどのように対応すべきか。経験豊富な執筆陣が、「しくじり症例」と「対応技法」をシナリオ形式で解説。明日からの診療に活かせる1冊!
目次
第1章 総論―Difficult Patientにどう対応するか
第2章 クリニカルシナリオ(怒っている患者;ノン・アドヒアランス;治療関連のトラブル;薬剤処方希望;頻回受診 ほか)
著者等紹介
鋪野紀好[シキノキヨシ]
千葉大学医学部附属病院総合診療科/総合医療教育研修センター特任助教。2008年千葉大学医学部卒。13年より現職。15年同大学大学院医学研究院博士課程修了。20年米マサチューセッツ総合病院医療者教育学修士課程修了。千葉大学医学部附属病院総合診療専門研修副プログラム責任者、同卒後臨床研修副プログラム責任者。日本内科学会専門医部会幹事、日本病院総合診療医学会評議員、同診断エラーワーキンググループメンバー、日本プライマリ・ケア連合学会プライマリ・ケア教育委員会委員、同コアコンピテンシー委員会委員、同専門研修支援委員会委員、ACP Japan Chapter PRC委員、同Physician Well‐being Teamメンバーも務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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ねころじ
1
difficult patientには患者要因、医師要因、状況要因があるとされるので、difficult patientというpatientにのみ問題があるような言い方には違和感がある。difficult situationくらいが良いんじゃないんだろうか。もしかしてdifficult (to be )patient? よくある困難事例の要因と具体的な対策が載ってて、過去の事例がフラッシュバックしながらも(辛い)何とか読了。15%の困難事例に対応できるよう予習しとくのに良い。後輩に勧めたい。2021/11/26