目次
1章 マインドフルネス概論
2章 臨床マインドフルネスの実際
3章 マインドフルネスと関連のある介入
4章 疾患・領域別アプローチ法
5章 医療者支援
6章 マインドフルネス的介入の学び方と参考図書
著者等紹介
佐渡充洋[サドミツヒロ]
1997年岡山大学医学部卒、同大学病院麻酔蘇生科で2年間初期研修。その後、慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室入局。国立千葉病院(現・独立行政法人国立病院機構千葉医療センター)神経科、慈雲堂内科病院(現・慈雲堂病院)精神科、ロンドン大学大学院などを経て、2008年より慶應義塾大学医学部精神・神経科学教室。現在、同教室専任講師。専門:マインドフルネス、認知行動療法、医療経済学、産業精神保健学
藤澤大介[フジサワダイスケ]
1998年慶應義塾大学医学部卒。横浜市立市民病院、桜ヶ丘記念病院、国立がん研究センター東病院精神腫瘍科医長、Massachusetts General Hospital精神腫瘍・行動科学部門客員研究員などを経て、2018年から慶應義塾大学医学部医療安全管理部准教授(精神・神経科学教室/緩和ケアセンター併任)。専門:認知行動療法、コンサルテーション・リエゾン精神医学、老年精神医学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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かがみ
3
マインドフルネスにおいて重要なのはやはり日々の実践である。それはいうまでもないことだが、形だけ真似てやっているだけでは挫折の危険もある。そういった弊を避けるため、日々の実践が脳と心にどういった影響を与え、最終的に何処を目指しているのかという点の理解は大事である。本書は精神医学、脳科学、仏教など様々な切り口を通じて、マインドフルネスの基本原理と現時点でのパースペクティブを示す試みである。総花的な紹介ではあるが、マインドフルネスに本格的に取り組みたいのであれば、一度は目を通しておいて損はない。2019/01/19
言いたい放題
0
図書館にない2022/05/28
snitori
0
マインドフルネスの概論、各種セラピーの解説。各章ごとに異なる著者が執筆しており、各章は短く、内容は紹介程度にとどまる。マインドフルネス系ではこんなセラピーがあるのか、ということを眺める程度に使う本。セルフコンパッションやコンパッションフォーカストセラピーが載っているのは○。内容に比して割高感ある。2018/12/01