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出版社内容情報
《内容》 乳がん検診におけるマンモグラフィの併用が効果を上げ、その具体的方法を示す。
第2版では新たに画質基準の項目を設け、臨床画像評価の仕方を紹介。
100点余の図表にて分かりやすく解説。
《目次》
1.マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針(ガイドライン)
2.マンモグラフィ撮影実施施設の基準
3.マンモグラフィ併用検診の実施方式
1)マンモグラフィ撮影・読影と視触診からみた実施方式の分類
2)実施の条件
4.撮影機器
1)構 成
2)性 能
付録:ファントム画像の評価方法(視覚評価とデジタル評価)
5.撮影法
1)撮影情報の表示,撮影前の準備
2)読影環境(シャウカステン)
3)乳房の圧迫
4)ポジショニング
5)標準撮影法
6)撮影技術に関する課題
7)撮影に関する基本講習プログラム
6.撮影に関する品質管理の実際
1)品質管理の一般的要求事項
2)自動現像機の管理
3)品質管理項目
4)品質管理の記載の方法
5)検査実施の記録と保存
7.乳房撮影の実際(ポジショニング,アーチファクト)
8.画質基準(臨床画像評価)
1)指定した乳房の構成を理解しているか(4点)
2)画質(計60点)
a.乳腺濃度(20点)
b.マンモグラムのベースの濃度(8点)
c.コントラスト(8点)
d.粒状性(8点)
e.鮮鋭度(8点)
f.アーチファクト(8点)
3)ポジショニング(計24点)
a.左右の対称性(4点)
b.乳頭(4点)
c.大胸筋(4点)
d.乳腺後隙(4点)
e.乳房下部(4点)
f.乳腺組織の伸展性(4点)
4)フィルムの取り扱い(計12点)
a.照射野の範囲(4点)
b.撮影情報(4点)
c.フィルムマーク(4点)
5)臨床画像総合評価(100点満点中)
9.検診マンモグラムの読影と判定
1)乳房画像診断用語集(Breast imaging lexicon)
2)読影所見の記載方法(Reporting system)
3)判定(カテゴリー分類)のアルゴリズム
4)報告書
5)読影に関する基本講習プログラム
10.検診受診者に対する説明
11.乳がんの臨床
1)乳がんの頻度
2)乳がんの診断法
3)乳がんの手術
4)乳がんの全身療法
12.視触診法による乳がん検診
1)視触診診断用語集
2)触診法の実際と所見の記載方法
13.マンモグラフィによる乳がん検診の有効性評価
1)マンモグラフィ検診による死亡リスクの減少効果
2)わが国におけるマンモグラフィ検診
14.乳がん検診の費用効果分析(逐年の視触診単独法と隔年のマンモグラフィ併用法の比較)
1)使用したデータ
2)費用効果分析
3)感度分析
15.マンモグラフィの放射線リスク
1)マンモグラフィでの放射線量
2)放射線のリスクとは
3)放射線と人間のつきあい
4)マンモグラフィを用いた乳がん検診のリスク・ベネフィット分析
16.乳がん検診の精度評価に関する手引き
1)がん検診の導入にあたって
2)がん検診の精度の指標
3)乳がん検診の精度に関する地域差
4)検診実施体制を自己点検・評価するためのチェックリスト
5)成人病検診管理指導協議会における検討項目
17.マンモグラフィ併用による乳がん検診のあり方に関する報告
1)はじめに
2)マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針
3)マンモグラフィ撮影実施施設の基準
4)実施方式
5)検診受診者に対する十分な説明
6)考案
内容説明
本書は、マンモグラフィによる乳がん検診の実施にあたっての指針、施設選定基準、検診方式などを解説したもの。改定にあたり、新たに「画質基準」の項を加えた。
目次
マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針(ガイドライン)
マンモグラフィ撮影実施施設の基準
マンモグラフィ併用検診の実施方式
撮影機器
撮影法
撮影に関する品質管理の実際
乳房撮影の実際―ポジショニング、アーチファクト
画質基準(臨床画像評価)
検診マンモグラムの読影と判定
検診受診者に対する説明
乳がんの臨床
視触診法による乳がん検診
マンモグラフィによる乳がん検診の有効性評価
乳がん検診の費用効果分析
マンモグラフィの放射線リスク
乳がん検診の精度評価に関する手引き
マンモグラフィ併用による乳がん検診のあり方に関する報告
著者等紹介
大内憲明[オオウチノリアキ]
東北大学大学院医学研究科腫瘍外科学教授
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。