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出版社内容情報
《内容》 壮年層の部位別がん死亡率第1位の乳がん。働き盛りの女性が命を落とす。これを減少されるため、より有効な乳がん検診の実施にマンモグラフィを併用。その具体的方法を解説した。 《目次》 1.マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針(ガイドライン)2.マンモグラフィ撮影実施施設の基準3.マンモグラフィ併用検診の実施方式 1)マンモグラフィ撮影・読影と視触診からみた実施方式の分類 2)実施の条件4.撮影機器 1)構 成 2)性 能付録:ファントム画像の評価方法(視覚評価とデジタル評価)5.撮影法 1)撮影情報の表示,撮影前の準備 2)読影環境(シャウカステン) 3)乳房の圧迫 4)ポジショニング 5)標準撮影法 6)撮影技術に関する課題 7)撮影に関する基本講習プログラム6.撮影に関する品質管理の実際 1)品質管理の一般的要求事項 2)自動現像機の管理 3)品質管理項目 4)品質管理の記載の方法 5)検査実施の記録と保存7.乳房撮影の実際(ポジショニング,アーチファクト)8.検診マンモグラムの読影と判定 1)乳房画像診断用語集(Breast imaging lexicon) 2)読影所見の記載方法(Reporting system) 3)判定(カテゴリー分類)のアルゴリズム 4)報告書 5)読影に関する基本講習プログラム9.検診受診者に対する説明10.乳がんの臨床 1)乳がんの頻度 2)乳がんの診断法 3)乳がんの手術 4)乳がんの全身療法11.視触診法による乳がん検診 1)視触診診断用語集 2)触診法の実際と所見の記載方法12.マンモグラフィによる乳がん検診の有効性評価 1)マンモグラフィ検診による死亡リスクの減少効果 2)わが国におけるマンモグラフィ検診13.乳がん検診の費用効果分析(逐年の視触診単独法と隔年のマンモグラフィ併用法の比較) 1)使用したデータ 2)費用効果分析 3)感度分析14.マンモグラフィの放射線リスク 1)マンモグラフィでの放射線量 2)放射線のリスクとは 3)放射線と人間のつきあい 4)マンモグラフィを用いた乳がん検診のリスク・ベネフィット分析15.乳がん検診の精度評価に関する手引き 1)がん検診の導入にあたって 2)がん検診の精度の指標 3)乳がん検診の精度に関する地域差 4)検診実施体制を自己点検・評価するためのチェックリスト 5)成人病検診管理指導協議会における検討項目16.マンモグラフィ併用による乳がん検診のあり方に関する報告 1)はじめに 2)マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針 3)マンモグラフィ撮影実施施設の基準 4)実施方式 5)検診受診者に対する十分な説明 6)考案
内容説明
本書は、マンモグラフィを乳がん検診に導入するにあたっての指針、施設基準、検診方式、受診者への説明のあり方、撮影と診断に関する精度管理の実際、費用効果、放射線リスクなどを具体的に解説したものである。
目次
マンモグラフィ併用による乳がん検診の指針(ガイドライン)
マンモグラフィ撮影実施施設の基準
マンモグラフィ併用検診の実施方式
撮影機器
撮影法
撮影に関する品質管理の実際
乳房撮影の実際―ポジショニング、アーチファクト
検診マンモグラムの読影と判定
検診受診者に対する説明
乳がんの臨床〔ほか〕
著者等紹介
大内憲明[オオウチノリアキ]
東北大学大学院医学研究科腫瘍外科学教授
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