出版社内容情報
《内容》 ■好評の専門医・認定医試験のためのケース・スタディ問題集.■内視鏡像はもちろん,超音波内視鏡や病理組織像も豊富に入れ,食道から大腸まで49例全症例を改訂にあたり新しくしました.内視鏡施行時の慢性疾患の取扱いも加えています.■カラー193,モノ74点の写真と,100点を超える図表で各疾患を紹介.■消化器内視鏡の画像診断と,疾患のまとめ学習は,これ1冊でできます. 《目次》 Case1 逆流性食道炎Case2 食道静脈瘤Case3 早期食道癌Case4 進行食道癌Case5 Mallory-Weiss症候群Case6 食道内異物Case7 食道粘膜下腫瘍(食道平滑筋腫)Case8 アカラシアCase9 特発性食道破裂Case10 胃炎Case11 急性胃粘膜病変(AGML)Case12 胃潰瘍Case13 出血性胃潰瘍(胃角小彎側)Case14 Dieulafoy潰瘍Case15 IIc型早期胃癌Case16 進行胃癌(type 2)Case17 過形成性ポリープCase18 Cowden病Case19 胃腺腫Case20 MALT(mucosa associated lymphoid tissue)リンパ腫Case21 GIST(gastrointestinal stromal tumor)Case22 アニサキス症Case23 十二指腸潰瘍Case24 十二指腸腺腫Case25 空腸平滑筋肉腫Case26 十二指腸カルチノイドCase27 十二指腸癌Case28 露出腫瘤型乳頭部癌Case29 総胆管結石Case30 下部胆管癌Case31 膵石症Case32 膵管癌Case33 嚢胞性膵疾患Case34 潰瘍性大腸炎Case35 クローン病Case36 感染性腸炎Case37 偽膜性大腸炎Case38 虚血性腸炎Case39 LST(laterally spreading tumor, non-granular flat elevated type)Case40 腸結核Case41 Isp型早期大腸癌Case42 大腸進行癌(潰瘍限局型)Case43 Peutz-Jeghers症候群Case44 直腸カルチノイドCase45 アメーバ性大腸炎Case46 特発性S状結腸穿孔(粘膜下層血管壁にβ2M沈着を伴う)Case47 循環器疾患と内視鏡検査Case48 糖尿病の特徴と内視鏡検査Case49 内視鏡治療に必要な電気知識
内容説明
本書では、初寮から消化器内視鏡の適応とし、内視鏡所見から鑑別診断を考え、治療法の選択へと進む施行過程を想定して、ケーススタディーをまとめてみた。第2版では、症例、執筆者も第1版と入れ替え、EUS、病理組織診断も数多く取り入れた。また新しい試みとして、内視鏡検査時に注意すべき項目という意味で、腎透析例、抗凝固薬使用例、糖尿病例などにおける内視鏡施行時の注意を喚起する設問、内視鏡に必要な電気知識の設問なども盛り込んだ。
目次
胸やけが改善しない72歳女性
吐血を主訴に来院した50歳男性
上部消化管の平坦病変の加療目的で来院した66歳女性
のどのつかえ感、体重減少を主訴に来院した81歳男性
飲酒後、嘔吐、吐血し、救急外来を受診した59歳男性
突然の号泣にて来院した8カ月の乳幼児
嚥下時の違和感を主訴に来院した31歳女性
摂食時の違和感を主訴に来院した35歳男性
胸骨後部痛、上腹部痛を主訴に来院した46歳男性
検診にて胃部の異常を指摘され受診した69歳男性〔ほか〕
著者等紹介
藤田力也[フジタリキヤ]
昭和大学名誉教授。癌研究会附属病院顧問。1960年熊本大学医学部卒業。1970東京大学大学院博士課程修了。同大学第4内科講師。1974東京都がん検診センター診断第一部長。1976昭和大学藤が丘病院消化器内科助教授。1984同教授。1993同主任教授。1996昭和大学消化器内視鏡国際研修センター長。2001癌研究会附属病院顧問
高橋寛[タカハシヒロシ]
癌研究会附属病院総合健診センター副所長。1978年昭和大学医学部卒業。1981同消化器内科入局。1984医学博士取得。1990国際親善総合病院消化器内科医長。1992昭和大学藤が丘病院消化器内科講師。1996同助教授。2001現職
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