内容説明
私は運命的なご縁があって、現在、血清療法の臨床と研究を全般的に担当している日本で唯一の臨床医です。その立場での経験と知識をもとに、本書を通じて血清療法のすべてをわかりやすく、興味深くお話しします。
目次
総論(なぜ、今、血清療法なの?;血清療法って何?今流行りの抗体治療と何が違うの?;北里柴三郎先生が考案した血清療法って、その当時どんなふうにしていたの?論文などの詳細な記録が残っているの?;現代医療で“血清療法”って必要あるの?抗菌薬やワクチンで十分じゃないの?;抗毒素・抗血清は未承認薬なの?そのリスクと対処方法は? ほか)
各論(自然毒;ヘビ咬傷;細菌感染;ウイルス感染)
著者等紹介
一二三亨[ヒフミトオル]
聖路加国際病院救急科医長・CCM、HCU室長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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