内容説明
不動産を購入するとき、土地や建物に他人の権利が付いていないかどうかを調べることは、取引をするうえで最も大切なことです。しかし現実は、司法書士、土地家屋調査士など専門家にすべてお任せにしてしまい、不動産を購入する本人は登記簿を見てもいないということがあります。しかし専門家に依頼するにしても、登記についての基礎知識を理解しておくと話がスムーズに進み、より良い結果を得ることができます。本書では、不動産登記簿の仕組みから、閲覧・謄本の取り方、権利の読み取り方まで、基本的なことをわかりやすく解説しています。また、ケースごとに登記簿の見本を使って説明しているため、はじめての人でも見てわかる内容になっています。これから不動産の取引を考えている人たちが、安心して自分の権利を主張できるよう、アドバイスが満載です。
目次
第1章 土地・建物登記簿の仕組み
第2章 土地・建物登記簿を調べる方法
第3章 土地・建物の面積などを調べる
第4章 土地・建物の所有権を調べる
第5章 土地・建物が担保に入っているかを調べる
第6章 土地・建物を利用する権利の登記
付録
著者等紹介
坂巻豊[サカマキユタカ]
相模原公証役場公証人。前・財団法人民事法務協会理事。法務省民事局・法務局に39年勤務。その間、法務省民事局では不動産登記行政の担当係長・補佐官ならびに登記コンピュータのソフトウェア開発担当補佐官・室長を歴任し、法務局では登記官、総務課長、民事行政部長、局長を歴任(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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