目次
第1章 診断書を読み解く力をつけろ
第2章 診断書を読み間違えた3つの事例
第3章 「うつ病」を知り、対応を間違えない―「従来型のうつ病」と、いわゆる「現代型のうつ病」の区別
第4章 現実には最も多い、「適応障がい」
第5章 “大人の発達障がい”「アスペルガー症候群」の理解と支援
第6章 失敗しない職場復帰のために
著者等紹介
夏目誠[ナツメマコト]
奈良県立医科大学卒業。大阪府立公衆衛生研究所精神衛生部長心得、こころの健康総合センター部長を経て大阪樟蔭女子大学・大学院教授から名誉教授。現在は毎日放送や(株)デサントなど7社で精神科医・産業医として、どうメンタルヘルスを根付かせ、発展させるかについて、現場の見地から相談・診療、復職支援や講演等を行っている。人事院・心の健康づくり指導委員会委員、日本産業精神保健学会常任理事で前・日本産業ストレス学会理事長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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夕葉
3
うつと一般的に呼ばれる状態にも様々な病名がある。診断書によく書かれる「うつ状態」には、アスペルガー症候群等から二次的にうつになることを含むので、会社が主治医や産業医と連携して、本人の病状を理解し、サポートすることの重要性について書かれている。 具体的な病状によって、休養中の対応方法や復職後どのようなことに気をつければ良いかが理解できて良かった。 実際には難しいことも多いが、これを参考にできることから。2019/07/27
mey
0
★★★★★関係者各位の求めるものの違い、会社が求めるべきもの、の2点が非常に明確。あくまでも、会社側の見方と心得た上での活用。社員側に立った意見、見方の情報を対比で持っておく必要あり。2016/03/13