内容説明
フェミニズムは、社会を問い、制度を問い、人々の価値観を問うてきた。この本では、そんなフェミニズムについて、改めて「からだ」という観点から考える。セックスワーク、トランスジェンダー、ルッキズム、アスリート、写真や表現、ミソジニー…etc.いくつもの論点や視点を行き来しながら、個人的なものであり社会的なものでもある、私たちの「からだ」の広がりについて考え、そこにいる他者とのつながりをフェミニズムとともに模索する。
目次
第1章 どのような姿勢で社会問題について考えるべきか(尊厳があるかないかではなく、しんどさの意味の平等を;取るに足らないおしゃべりの中から;インタビュー 誰かを排除しないスポーツ界へ―下山田志帆)
第2章 自分自身を振り返りながら、人との関係性を考える(インタビュー モデルとの関係性から考える「表現者としての被写体」―インベカヲリ★;往復書簡 「ルッキズム」とどうやって生きてきたか―なかったことにしないための往復書簡 依田那美紀・井上彼方)
小説 龍とカナリア(オーガニックゆうき)
著者等紹介
井上彼方[イノウエカナタ]
1994年生まれ。SFメディアVG+(バゴプラ)に書評等を掲載。第一回かぐやSFコンテストで審査員を務める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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katoyann
18
フェミニズムをテーマにしたジン。セックスワークの権利保障からスポーツにおいて女性が感じる障壁まで様々な問題がフェミニズムの知見から語られている。巻頭の要友紀子の論文は目から鱗だった。セックスワーカーは経済的に貧しく、搾取されていて、その仕事は本来は忌むべきものという考え方がワーカーの尊厳を傷つけ、権利保障から遠ざけるという指摘が鋭い。コロナ禍の持続化給付金の対象外となったことも職業差別に根ざしている。何よりその偏見が婚姻関係を至上とするジェンダー規範や家族規範を強化するというラディカルな指摘が面白かった。2023/11/13
優
0
とても良かったです。どれも良かったですが、要さんのトランスジェンダーも含めて議論されているところは安心して読めましたし、セックスワーカーを有徴化するのではなく何が問題なのか考えること(全労働をディーセントワーク)。それから、依田さんと井上さんのルッキズムについての往復書簡も良かった。2021/06/13
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