女子高生コンクリート詰め殺人事件 - 彼女のくやしさがわかりますか？

中山千夏

社会評論社（1990/12発売）

• サイズ A5判／ページ数 271p／高さ 21X15cm
• 商品コード 9784784530045
• NDC分類 368.6
• Cコード C0030

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[有智 麻耶]

著者の女たちは「子供に万引きは隠れてやれ」とアドバイスし「ネグレクトを正当化」し「学校や新聞社を脅迫したと自慢する」ような人間である。言っていることも「男は潜在意識で常に女を強姦したいと思って」いたり「男は絶対にレイプされな」かったりと意味不明。嫌いな男社会(これも著者の思い込みだが)や共産党、教育を批判するために事件を利用したらしい。「彼女のくやしさ」ってのは著者たちが「自分の思い通りにならなくて」悔しい、という意味です。だが皮肉にも、あれから20年がたった今、彼女らが望んだ社会になってしまった。

2013/08/10

[ますこ]

少年法って一体なんだんだろ?国選弁護人が誘導して、反省した態度を取りなさい、遺族に手紙を書きなさい、等々して裁判のとき、適当に反省している態度を取っていれば、刑が軽くなるみたいな、、、。 未成年が酷い事件を起こす度やるせない気分んになります。

2012/10/20