“時間”の痕跡〈上〉―プルースト『失われた時を求めて』全7篇をたどる

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“時間”の痕跡〈上〉―プルースト『失われた時を求めて』全7篇をたどる

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  • サイズ A5判/ページ数 477p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784784519149
  • NDC分類 953
  • Cコード C0030

内容説明

本書は、昨中の“時間”の痕跡をたどりながら、具体的に時間形成と意味形成を分析してクロノロジー(年代記)を作成する。『失われた時を求めて』は1880年生まれの一文学青年の精神史を描きだしたものであるが、なぜ、プルーストは主人公を自らより10歳ほど若く設定したのであろうか?本書は、その意味を明らかにしつつ、愛や芸術といったテーマ別に作品分析を行うのではなく、全7篇の文脈をていねいにたどることで複雑に絡み合った“時間”の構造を解きほぐしていく。と同時に、それが著者マルセル・プルーストの“時間”との闘いの軌跡でもあることを示す。なぜこの作品が文学のみならず、歴史的、社会的にも、19世紀と20世紀、近代と現代とを架橋するものとなっているのか、プルーストの“時間”との闘いのありようを解明する。

目次

序章 テクスト区分とクロノロジー
第1章 不眠の夜
第2章 コンブレーの時代
第3章 スワンの恋
第4章 土地の名の夢想、パリのスワン家のほう
第5章 バルベック1

著者等紹介

青木幸美[アオキサチミ]
1954年大阪に生まれる。1977年大阪市立大学文学部仏語仏文学専攻卒業。1986年大阪市立大学大学院文学研究科後期博士課程単位取得退学。1991年~1996年鈴鹿医療科学大学専任講師(文学、フランス語を担当)。その他、大阪市立大学、大阪府立大学、同志社大学、甲南大学、大阪芸術大学、皇学館大学等で非常勤講師を勤める(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

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