目次
第1部 『精神現象学』の新たな解釈(真なる知に向かう出発点としての『精神現象学』緒論;悟性が「無限性」の世界を把握できないのはなぜか?―「転倒した世界」を手引きとして;統覚から精神へ―『精神現象学』「理性」章におけるカテゴリーの展開;人倫的行為の限界と可能性―無限的な中項としての行為の可能態と現実態;『精神現象学』における「犠牲」の意味―「宗教」章を中心に ほか)
第2部 『精神現象学』のアクチュアリティをめぐって(人格と承認―ヘーゲルと福祉思想;ヘーゲルと社会構築主義―ジュディス・バトラーのヘーゲル解釈と美しき魂をめぐって;芸術の過去性の暴露―『精神現象学』における喜劇的意識の機能)
著者等紹介
片山善博[カタヤマヨシヒロ]
日本福祉大学社会福祉学部教授
小井沼広嗣[コイヌマヒロツグ]
岐阜聖徳学園大学教育学部専任講師
飯泉佑介[イイズミユウスケ]
京都大学文学研究科・日本学術振興会特別研究員PD(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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