内容説明
櫛田民蔵が人々を惹きつけてやまないのは、マルクスへの道を泥臭く歩み続けたその人生である。一向に洗練されず、おもねらず、いわき地方の濃厚な土の匂いを感じさせ、マルクスと格闘した男の壮絶な最期を、長谷川如是閑は「学徒としての殉職」と称した。
目次
彷徨せる若者
社会政策のゆりかごの中で
古典派経済学とマルクス経済学
『共産党宣言』と唯物史観に着目
河上肇の胸を借りて
唯物史観に沈潜
河上肇を越えて
マルクス派の分化のなかで
価値論争
河上肇との緊張と別れ
地代論争・小作料論争
早逝と定まる「値打ち」
著者等紹介
石河康国[イシコヤスクニ]
1945年生まれ。社会主義協会、新社会党などにたずさわる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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