目次
廣松哲学と対話することの意味
第1部 廣松哲学のプロブレマティーク(問題構制)(疎外論批判;「四肢構造」論と共同主観性;物象化論の機制)
第2部 「ロシア・マルクス主義」批判と生態系の思想(ロシア・マルクス主義の法則実在論と実体主義的科学観―相対論・量子論に学び、関係主義へ;環境破壊“近代”の超克にむけて;「第三次世界戦争」の時代と「協同のネットワーク」について)
著者等紹介
渋谷要[シブヤカナメ]
1955年京都生まれ。「市民社会的には」出版人・言論人である。社会思想史研究。「文部省大学入学資格検定試験」(大検)合格。中央大学中退。1980年代前半から、理系・文系を問わず、多くの出版社の企画・編集、著述活動に携わってきた。「活動家としては」中大では黒ヘルメットのノンセクト・ラジカル。また1990~2005年まで、経済学者・宇野弘蔵を始祖とする「マルクス経済学」(宇野経済学)と廣松哲学に依拠した理論活動を展開していた新左翼セクト・「ブント」(ブント日向派=旧名「戦旗・共産主義者同盟」。2008年解党)で活動(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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