「安全第一」の社会史―比較文化論的アプローチ

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  • サイズ A5判/ページ数 228p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784784518067
  • NDC分類 509.8
  • Cコード C0030

内容説明

日本特有の「安全神話」はどのように形成されたか。なぜ日本人に「安全」という考え方が根付かなかったのか。「safety‐first」の淵源をたどり、近代日本の「安全第一」概念の構築過程を歴史文化論的観点から紐解く。原子力発電の「安全神話」崩壊の根源を問う論考。

目次

序章 なぜいま「安全第一」なのか?
第1章 「安全」をめぐる諸研究と本書の視座
第2章 言説形成より見た日本的「安全第一」―戦前・戦中期(民間主導の時代;国家による間接的関与の時代;国家による直接的支配体制への移行)
第3章 言説形成より見た日本的「安全第一」―高度経済成長期(労働災害の急増と「安全」意識の再燃―マニュアル化される労災イメージ;創出される労災イメージ―労働省の指定工場化)
第4章 社員教育システムを通じた「安全第一」の実践(安全教育という名の「監視」;「安全」テキストによる教育実践―原著と翻訳の比較から;ねじ曲げられたハインリッヒ理論―灘吉資料に見るテキスト化の軌跡;生き抜くための「戦術」―生活知による「安全」の読み替え)
終章 要約と展望

著者等紹介

金子毅[カネコタケシ]
1962年埼玉県生まれ。国学院大学大学院文学研究科博士課程単位取得満期修了退学。博士(人間環境学)九州大学。大韓民国・世明大学教授。専攻は文化人類学、経営史、安全文化論(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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monodoi

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著者のいう「生活知」と、島村恭則のいう〈生きる方法〉とは、どのような相違があるのだろうか?2011/09/05

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