内容説明
「学問の自由」シリーズ第6弾!日本学術会議の誕生の原点に遡り、現代的意義と政府による会員任命拒否問題の深淵を探る。「学問の自由」に潜む危機を国立大学と私立大学の現実問題から捉えた論集。
目次
第1章 戦前日本の学術体制と日本学術会議の誕生―「学問の自由」の現代的意義に関わって(細井克彦)
第2章 「学問の自由」の論じ方―日本学術会議会員任命拒否問題を契機として(鈴木眞澄)
第3章 日本学術会議の会員任命の拒否問題についての法的考察(清野惇)
第4章 筑波大学における学問の自由と自由の危機(平山朝治)
第5章 明治学院大学における学問の自由と自由の危機(寄川条路)
著者等紹介
寄川条路[ヨリカワジョウジ]
1961年生。元明治学院大学教授。専門は思想文化
鈴木眞澄[スズキマスミ]
1949年生。龍谷大学名誉教授。専門は公法学(憲法・行政法)
清野惇[セイノアツシ]
1930年生。広島修道大学名誉教授。専門は刑事法
平山朝治[ヒラヤマアサジ]
1958年生。筑波大学教授。専門は経済思想
細井克彦[ホソイカツヒコ]
1944年生。大阪市立大学名誉教授。専門は教育学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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