内容説明
1936年ナチス政権が開催したベルリンオリンピック。日本代表としてマラソン競技に出場し、金メダルを獲得した孫基禎。その波瀾にみちた生涯とスポーツに託した夢に迫るドキュメンタリー。東京五輪に向けた必読の書。
目次
プロローグ オリンピズムと孫基禎
第1部 孫基禎の歩んだ道(生い立ち;マラソンランナーへの道;ベルリンオリンピックを目指して;一九三六年ベルリン;失意の表彰式;植民地支配の朝鮮における漢詩と弾圧;祖国の解放とスポーツに生きる決意;メダル独占のボストンマラソン;朝鮮戦争の教訓;世界へのまなざし;かなった夢と死出の旅)
第2部 蘇る孫基禎の人とスポーツ哲学(孫基禎を偲んで;夢の彼方に)
エピローグ 歴史事実と日韓の相互理解
資料編(オリンピズムの根本原則;スポーツと平和、オリンピズム 珠玉の言葉)
著者等紹介
寺島善一[テラシマゼンイチ]
1945年名古屋市生まれ。1968年東京教育大学卒。名古屋学院大学助手・講師。1974年明治大学専任講師。1979年明治大学助教授。1982年~1983年英国Brunel University(元West London Institute of Higher Education)客員研究員。1984年明治大学教授。1998年、2006年英国St.Mary’s University客員教授。2016年明治大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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