内容説明
ノブスケ・キシの「満州」は阿片の匂い―それが戦後CIA資金のステップに…。「昭和」の深い闇を照らし出す政治小説。
著者等紹介
池田太郎[イケダタロウ]
会社員、教員を経て脚本を書く。シナリオ作家協会コンクール入選で市川久夫氏と出会う。小松川女子高生殺し李珍宇を描いた「夢の街の殺人者」第9回城戸賞受賞で熊井啓監督と出会う。菊池寛ドラマ賞候補。日本シナリオ作家協会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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友川サイコー
2
孫が、在任期間だけ異常に長い恥ずべき内閣を終えようとする今、興味深い読み物だっだ。ご愛敬では済まないレベルの誤植に閉口!満州国で国造りに失敗した妖怪は、敗戦国ニッポンを復興させた。米国の犬となって!2020/05/18
tekutekukiyo
2
政治家をあっかった本としては大変面白かったです。 小説ですがなんか本当ぽくて。鮎川義介とか読んで 見ます。2018/02/18
Tadasu Nunotani
2
この時節にふさわしい本だったと思います。 歴代首相を習うようになったとき、なぜ戦犯とされた人物が わずか10年で首相として頂点に登り詰めたのか不思議でした。 小説と謳われていますが、考えさせれること多かったです。2015/02/01