子どもに会いたい親のためのハンドブック

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  • サイズ A5判/ページ数 170p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784784514892
  • NDC分類 324.62
  • Cコード C0030

内容説明

夫とケンカした際家を追い出され、その後子どもと会わせてもらえなくなった。子どもを連れて妻が実家に帰ったきり戻ってこず、子どもとも会わせてもらえない。夫婦間の関係はどうあれ、それを理由に親子関係を絶つ権限が子どもを見ている親にあるわけではありません。離婚後も、双方の親が子どもの養育の責任を引き続き担っていくことをめざして、共同養育を模索するための本。

目次

1 もしも子どもに会えなくなったら
2 片親疎外とは
3 裁判所で気をつけること
4 子どもと会うためにできること
5 養育プラン
6 共同養育・面会交流の実際

著者等紹介

青木聡[アオキアキラ]
上智大学大学院文学研究科博士後期課程満期退学。現在、大正大学人間学部臨床心理学科教授。臨床心理士。山王教育研究所スタッフ。東京都豊島区南池袋で「あずま通り心理臨床オフィス」を開業

蓮見岳夫[ハスミタケオ]
NTTにて無線通信研究開発、インターネットサービス開発を経て独立。現在は株式会社エレメンツリンク社長。ITコンサルタントおよび心理カウンセラー。経営戦略、人材育成からメンタルヘルスなど心理学を幅広く応用。サンケイリビングのWebサイトにてOL職場の悩み相談なども連載

宗像充[ムナカタミツル]
共同親権運動ネットワークで、主に離婚を契機に子どもと会えなくなった親たちの話を聞き続ける。親どうしが別れても親子が親子のままでいられるための社会作りを目指す。同居親、別居親にかかわらず、情報提供をする中で、接触が難しい離婚後のカップルの間で子どもが行き来できる支援を続ける。フリーライター(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

小鳥遊小鳥

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本の中で紹介されていたような「共同親権」の制度を、今の日本で導入するのはまだまだ難しいのだろうと思いつつ、離婚して、どちらかの親に親権が行った以上、親権を取らなかった(取れなかった)側の親が子供にかかわる機会は大きく制限されてしまうという現状は、どうにかならないものかと思います。実際、面会交流の取り決めに強制権がない以上、現実に、親権を取れなかった親が何年も子供に会えない事態は現実に起こっているのだろうと思います。2014/10/23

8年間弁護士と裁判所に証拠提出している者。

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この本に書かれている内容の事実関係はほぼ真実です。表現の捉え方には個人差がありますが、自分の身に降りかかった者しか体験する事のないとても残念で苦しい事実です。私と関係家族は身内の件で、本に書かれている内容に類似した苦しい体験を8年間以上経験をしてきています。相手方も含め関わったもの全員が苦しい思いを経験してきています。 先進国と呼ばれる国々と同等に、少しでも多くのこども達の笑顔で社会が明るく輝き、みんなが幸せになれる環境ができる事を願い、わたしも生涯全力を尽くします。 ご一読に心より感謝を申し上げます。 2013/05/08

水野

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これは誤読、あるいは意味のおしつけなのかもしれないんですが、この本で擁護しようとしている人間の立場や出来事の記述が一方的でちょっと引く。ちょっと不誠実ではないかと思う。相手の要求を受け入れることを「物わかりのいい方が妥協させられる」と書いてあって、被害的な感じが漂っているような。分かりあう、折り合いをつけるというよりは、戦う感じ。データがほとんどあげられない記述で被害的というか受動攻撃的になっているので、読んでいるとだんだん……。アメリカとかが制度かっちりしてるのはその辺の犯罪の多さにもよるのでは?きびし2013/02/01

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